悩むよりも踏み出そう

技術士試験の悩み

技術士試験の悩み

① 試験前年末頃:来年の試験を受けるべきか受けざるべきか
② 試験の年1・2月頃:どこの講座を受講するべきか、あるいは独学で受けて見るか
③ 3月頃:申込書はどの業務を書くべきか、あるいは昨年の論文は直すべきかそのままか
④ 4月頃:締め切りまでに間に合うか、完成させたがこれで良いのか
⑤ 5月頃:申込書は出して仕舞った、あれで良かったのか、試験まで2ヶ月何をすれば良いのか
⑥ 6月頃:今年はやはり諦めようか、ダメ元で受けようか、会社には何て言おうか
⑦ 7月頃:何も手に付かない、今年はダメだ、来年頑張ろう
⑧ 8月頃:筆記試験は何とか書いたけどあれで良かったのだろうか
⑨ 9・10月頃:口頭試験対策も始めようか、それとも来年の筆記試験対策を始めようか
⑩ 11月頃:筆記に受かるのが分ってたら、もっと早く口頭試験対策をすれば良かった
⑪ 12月頃:口頭試験では、思ったように答えられなかった、やはり来年頑張ろう

多少のアレンジはありますが、これまでの受講者さんからの質問内容です。

もちろん、試験の解答も制限時間の中で仕上げなければならないのは同じですが、これは悩みとは言わないでしょう。
とは言え、よく考えてください。
不合格を慰めてくれる人はいても、責める人はいません。
自分自身が恥ずかしいと思っているだけです。
不合格は不名誉ですが、悪いことをした訳ではありません。
あれこれと悩んでいるより、気分を変えて、勉強と練習を繰り返すことです。
それこそが技術士の資格を手に入れる近道です。

問い合わせする方のタイプは二通り

リサーチする

通信講座に問い合わせをしてくる人には大きく分けて2通りのタイプがありまあす。
片方のタイプは、講座のルールや勉強の進め方だけを訊いて、さっさと試験対策を始めるタイプ。
もう片方は、受講者数や合格率、合格者数、テキストのページ数、動画講座の録画時間など、
次から次へと質問を繰り返し、いつまでたっても試験対策を始めないタイプです。

まあ、お金を払って受講するのですから気持ちは分ります。
添削回数や添削の仕方、返却されるまでの時間を気にする人もいます。
受講料を払うのだから、事前情報がほしいのは当然です。
だからこちらも「無料添削をどうぞ」と勧めることにしています。
しかし解答用紙を送り返してくるまでに2ヶ月以上掛かる人もいます。
その場合、必ずと言って良いほど、「仕事が忙しかったので…」という理由を添えて来ます。
こちらは、理由なんて訊いていません。
無料添削を提出するのに言い訳をする必要はないのです。

技術士試験は学生さんが受験するのではない

知っての通り、技術士二次試験は学生が受験する試験ではありません。
さまざまな企業の第一線で働くエンジニアが受ける試験です。
毎日のように残業して、休日出勤もします。
私もそうでした。
23年間の工場長時代、出勤日数はアベレージで360日くらいでした。
別に私だけが特別ではないでしょう。

毎年の受験者平均年齢は四十二歳。
責任ある立場で、プロジェクトを任されている人が多いはずです。
激務を終えて家に帰り、夜遅くに解答用紙に向かうのは辛いはずです。
自分自身に対して、試験勉強が手につかない理由なんていくらでも作れます。

しかし、受けると決めたのは自分です。(まれに、会社命令の人もいますけど)
できない理由を考えていないで、できる方法を考えましょう。
あれこれ「悩む」のではなく、出来る方法を、合格するための方法を「考え」ましょう。

仕事ではいつもそうしているはずです。
解答を送ることができなかった理由などはどうでもよいのです。
なんとか試験対策を続ける方法を考えてください。
実際には、それが合格するための方法なのです。

学習計画を立てるのが第一歩

私はそのための方策として、学習計画を立てることを勧めています。
形式はその人の好みでよいのですが、参考までに見てください。

まず、上記のような表をエクセルで作ります。
図のように1週間を4行とし、4週間分がA41ページに入るように調整します。
ようするに印刷したとき、A4用紙1枚なら4週間分が収めます。
これを2ページ、つまり8週分の予定が立てられように準備してください。
朝型の人は朝中心、夜型の人は夜中心の予定でかまわいません。
電車の中でできる、できないも人それぞれでよい。とにかくまず計画を立てることが重要です。
そして、その計画が実施できたかどうかをしっかりチェックすること。概ねできたら「〇」、半分くらいなら「△」、できなかったら「×」を記録します。
4週間が終わるタイミングで、次の4週間を計画する。つまり、つねにA4で2ページの計画表が目の前にあることになります。
大事なことは、終った計画表も捨てないことです。
計画がどうなったのか記録を残し、次の計画に反映させるのです。
これが試験合格プロジェクトの週間予定表、「PDCA」サイクルです。
エンジニアなら誰でも知っていると思います。

日頃、仕事や業務で活かしているノウハウをそのまま試験対策にも活用する訳です。
慣れているはずだから、すぐに使えるでしょう。
スケジュールの表の中に、試験まで残り「〇日」とか、残り「〇週」などと入れるのも良いと思います。
加えて、この表は、必ず、目の届くところに貼ってください。
イヤでも目につくようにするのです。
別に勉強机の前だけでなくてもよいのです。
廊下、トイレの中など至るところに貼りましょう(もちろん、家族の了解は得る)。
やる気が出なくて、あるいは、疲れて「×」の部分が増えても、計画表を作ることはやめてはならない。
人間は、やることが明確になっていると、行動を開始しやすいのです。
技術士になる試験を突破するために最も必要なのは、モチベーションの維持です。
何もしないことこそ、もっともモチベーションを下げる。試験対策ができない日が続いたら、計画表を見て何が悪いのかを良く考えてほしい。
きっと答えは見つかるはずです。

学習計画表の作成は、合格への第一歩です。
悩む前に、考えてください。
踏みとどまる前に、歩き出しましょう。

歩き出す