初心者でも分る添削の受け方
添削の受け方に関する質問は、割と多いのです。
そのなかで、
「評価が悪かった解答に対し、高評価になるまで修正を続けた方が良いでしょうか?」
上記の質問がよく届きます。
技術士二次試験は、学生が受ける試験ではありません。
勉強方法は自分で考える方が良いと思います。
しかし、学生時代の癖が抜けていない方も多いのが実情です。
そこで、参考までに私がお薦めする学習方法をご説明します。
それと、これは正確なデータがある訳ではありませんが、学生時代は優等生だった方のほうが、勉強法で悩んでいるようです。
悪いところを指摘されて、すぐに修正すれば誰でも良く書けます。
あるいみ、高評価になってとうぜんです。
また、一歩一歩確実に理解を進めたいと思う気持ちも分かります。
しかし、そこで我慢して、下記の方法で学習を続けてください。
お薦めは以下のような提出です
問題1
添削1:低評価
問題2
添削2:高評価
問題3
添削3:低評価
問題4
添削4:高評価
問題1-2回目
添削1-2回目
問題3-2回目
添削3-2回目
つまり、間を空けて再提出する訳です。
添削を受けてすぐに書き直すのは、実力アップに繋がらないです。
評価が良かったら再提出しなくても良いと思います。
あるいは、視点を変えて全く異なる解答を書いてみましょう。
私自身は、自分の受験当時、今のように情報がネット上にありませんでした
そのため、同じ問題を使って、全く異なる解答を書く練習をしていました。
この方が、最終的に実力アップを図ることができます。
試験対策の目的は、試験の日に最高の実力になれば良いのです。
講師の評価をその場その場で気にすることはありません。
絶対にやってはいけない学習方法
「今月は仕事が忙しいので、昨年の試験で書いた、再現論文を送りますので、見てください」
上記のように連絡を送ってくる方がいます。
もちろん、悪気はないでしょう。
去年の解答のレベルを知りたいのだと思います。
しかし、これは何の意味もありません。
時間が無いのは、仕方がありません。
しかし、昨年の再現解答を送ってくるなら、今の力で書き直して送ってください。
もし、「この解答は全く修正するところがない」と思うなら、それは、昨年から全く成長していない証拠です。
ですから、もし、そう感じたら危険なことだと思ってください。
どんな、論文でもキズはあるものです。
やっては、いけない学習方法には、もう一つあります。
それは、ネット上にある、「A評価」の解答をアレンジして送ることです。
これも何にもなりません。
いくら、A評価でも人の解答をアレンジして、添削を受けるのは、費用も無駄になります。
また、得てして、人の解答をアレンジした論文は、話のつじつまが合わなくなっているものです。
要するに、部分的な修正を行っているのすから、当然そうなります。
技術士の資格は、技術系の国家資格で最高峰と言われています。
本当に、最高峰なのかは分りません。
しかし、そのように言われていることは事実です。
私も、仕事の都合で、いくつかの資格は持っていますが、確かに難しい試験だったと思います。
でも、そんな最高峰の試験を受ける試験対策の中で、人の解答をコピーして、部分的な修正を行って提出することに何の意味があるのでしょうか?
そもそも、その問題が再び出題される訳ではありません。
それは、分りきったことです。
せっかく、時間やお金を工面して、試験対策をするなら、実のある対策をしましょう。
試験対策講座は数多くあります
現在、技術士試験対策講座は、色々な講座があります。
「比較サイト」という、広告まであります。
広告に見えないかもしれませんが、あれは広告費を出すと、1位、2位で載せてくれるのです。
正直、あまり良いこととは思えないです。
ただ、Lock-On:二次試験講座の受講者さんたちに、伺ったところ、殆ど誰も見ていなかったので、私は安堵しました。
このLock-On:二次試験講座も数多くある、技術士試験対策講座の中の1つです。
他の講座との違いは、
チャットワークを使った、回数無制限の質問ができる
2月~6月まで、毎週のようにZoomのライブ講座が開催される。
アドバイスが伝わらないときは、Zoomミーティングでマンツーマンの指導がある
等でしょうか?
また、これは指導ではないのですが、モチベーション維持のために、色々な工夫があります。
ライブ講座を毎週のように開催するのも、講師との接点を増やすためです。
誰もが、どの講座でも受講できます。
そして、ライブ講座ですから、その場で質問もできます。
取り置きした動画では、それが出来ません。
もちろん、時間の都合が付かない人のために、動画も残しますが、なるべく参加することをお勧めしています。
技術士試験は、しっかり対策すれば必ず合格できます。
無駄な努力や、間違った努力はやめて、正しい努力をしてください。
きっと、技術士になれるはずです。