【メルマガ記事】令和時代の技術士になる! ~第214号(9月15日)-第218号(10月8日)を一挙にご紹介~

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技術士Lock-On:令和時代の技術士になる! 第214号(09月15日)

技術者倫理の研究で有名な札野順(現:早稲田大学   大学総合研究センター   教授)は、その著書「新しい時代の技術者倫理」(放送大学)の中で「技術者倫理の4つのレベル(メタ,マクロ,メゾ,ミクロ)と技術者倫理の必要性」を説いています。

~~~~以下引用~~~~

表3-1 技術者倫理の四つのレベル

レベル 対象

Meta : 技術そのものの本質とそこから導かれる技術者のあるべき姿

Macro : 技術と社会の関係とそこから導かれる技術者のあり方

Meso : 技術に関連する制度・組織およびそれらと個人との関係

Micro : 技術者個人(あるいは個々の企業など)とその行動

技術者倫理に関わる諸問題を検討する際、しばしば議論が錯綜する場合がある。その原因は, この四つのレベルの問題群が、同時に混乱して扱われることにある。例えば、耐震構造偽装事件において、何故、元一級建築士があのような問題を起こしたのかを検討するにあたり、建築士の個人としての意思決定(ミクロ・レベル)と、構造計算を依頼した企業との関係(メゾ・レベル)や日本の建築士制度(メゾ・レベル)、あるいは、マンションなどの建築物とそれを購入し住む人たちの安全や経済の問題(マクロ・レベル)を整理して検討すると、問題の本質を理解しやすい。

この四つのレベルを意識することは重要である。読者も、これらを常に意識しながら、技術者倫理について考察を進めていただきたい。

~~~~~引用終わり~~~~~

要するに、倫理に関する問題が発生した場合、

建築士の個人としての意思決定(ミクロ・レベル)

構造計算を依頼した企業との関係(メゾ・レベル)

日本の建築士制度(メゾ・レベル)

あるいは、マンションなどの建築物とそれを購入し住む人たちの安全や経済の問題(マクロ・レベル)を整理して検討すると、

問題の本質を理解しやすい

という説明です。

何かを分析するとき、その対象を要素に分解して、比較する。

理工系の方ならこれが還元主義的な分析手法であることはすぐに分かると思います。

なので、札野先生の解説は工学倫理の分野として当然なのでしょう。

ただ、私は倫理の問題を要素還元主義で分析しようという考え方に違和感を覚えます。

倫理や道徳は要素に還元できるのか? という根源的な問題があるからです。

ところが、残念ながら我々エンジニアは、何かを分析したり、調査したりするときに、要素に還元してそれをひとつひとつ調べ上げ、再び構築するという方法しか持っていないのです。

これは、ある意味驚くべきことです。

分野や対象に係わらず、要素還元主義以外の方法がないのです。

そのため、対象が倫理的な問題であっても、我々はいつものように要素還元主義でそれを分析する訳です。

話を試験のことに戻します。

口頭試験の準備を進めている皆さんへ、ときどきですが口頭試験の質問で時事問題(主に倫理に関する)に関する質問があります。

そのとき、試験委員が知りたいのは、受験者さんがその「ニュース」あるいは「時事問題」を知っているかどうかではありません。

その問題に対しどんな意見を持っているのかを知りたいのです。

自然災害に対しても同じです。

皆さんは、これから試験が終わるまで、事実としてのニュースを頭に入れるのではなく、その事実に関して、深く考えるようにして下さい。

そのときの手法に要素還元主義を使うのも仕方がないでしょう。

ただ、要素還元主義にも限界があることを知って、使うようにして下さい。

技術士Lock-On:令和時代の技術士になる! 第215号(09月17日)

令和6年度の試験を目指している方へ

例年にない早い段階からの受講申込みありがとうございます。

すでに12名もの方からお申し込みを頂きました。

特に総監の方は、初めての受験であれば覚えることが膨大にあります。

キーワード解説集、過去問題の解説を含め、早いうちに資料を読み込んで下さい。

また、NASドライブの中に総監の択一問題に関する資料が多くあります。

これも早目に読み込んでいくことをお勧めします。

ときどき、「今から読んでも忘れる」とおっしゃるがいますが、それは間違いです。

忘れて良いのです。

忘れて、覚えて、また忘れて覚える。

これを繰り返していくことで、記憶が脳の中に定着します。

ですから、忘れることを恐れずに覚えて下さい

効率良く記憶できるおすすめの暗記方法7選として以下を挙げます。

1.書いて覚える
2.音読して覚える
3.暗記ペン&チェックシートを利用する
4.身体を動かしながら覚える
5.人に伝えることで覚える
6.関連したものをまとめて覚える
7.絵や動画などを利用して覚える

あるいは、上記を複合的に行って下さい。

また、肝心なことは上記を反復することです。

上記の中で「4.身体を動かしながら覚える」と言うのは意外かもしれません。

しかし、運動を組み合わせるのもおすすめです。身体を動かすことで脳が活性化されるので、座ったままの姿勢よりも、身体を動かしながら音読する方が、暗記の効率が上がります。特に激しい運動をする必要はなく、家の中を歩きながら声に出して読んだり、軽くスクワットしながら覚えるのがおすすめです。

私は、散歩をしながら記憶の定着を図りました。

また、「5.人に伝えることで覚える」のも良い方法です。

ぜひ、やってみて下さい。

一度覚えた内容を家族に説明したり、友だちとクイズにして出し合ってみるのです。

覚えた内容を相手に伝わるように整理して話さなくてはならないので、反復して記憶することにつながります。うまく説明できなければ、自分の理解があいまいだということなので、改めて覚え直すようにして下さい。

グループ学習にも向いています。

他にも様々な記憶方法はあります。

自分に合っている記憶方法を1つ選んでそれを繰り返すのが一番良いと思います

技術士を目指す方は、学生時代に成績が良かった方が多いです。

記憶方法も得意な方法をお持ちでしょう。

それを思い出して使って見るのも良いと思います。

技術士Lock-On:令和時代の技術士になる! 第216号(09月24日)

令和6年度の試験を目指している方へ

技術士試験に向けた対策を進めて行く中で、

「どんな本を読むべきか?」

「どうやって暗記すべきか?」

「どうやって情報を整理すべきか?」

上記の質問は良くある質問です。

でもちょっと待って下さい。インプットはそれほど重要ではないと繰り返して言っているはずです。

繰り返しますが、大量のインプットをしているにもかかわらず、なかなか成果が出せない、つまり、インプットが「知的戦闘力の向上」につながらないとよく相談されます。Zoom面談などで話を聞いてみる確かに大量の本を読んでいるのですが、ご自身の「独学の戦略」がはっきりと定まっていないことが多と思います。その本を読むのは何のためですか?

試験に必要な知識なら白書程度で十分です。

大量の読書も、たんなる知的好奇心だったり、あるいはもっとひどいのは、インテリを気取って自慢したいという気持ちに駆動されているように思えます。読んで頭に入れた部分が偶然、試験に出ることもあるかもしれません。でもそれは極めて希です。

そもそも、そんな努力をいくら積み重ねたところで、多くのインプットは消化されることなく、いわば日の前をなにごともなかったように素通りすることになるだけでしょう。

学習の戦略を立て、計画的に学習を進めるということは、知識の構造化も進めることになります。逆にいうと構造化するためには、戦略を立て、計画的に学習を進める必要があるのです。

行き当たりばったりでは絶対に知識の構造化はできません。

技術士を目指す方は基本的に、モノやサービスを開発して作り上げているはずです。

行き当たりばったりでは、良いサービスや製品を作れないことは肌で感じているはずです。

ですから、自分の試験対策も同じです。

どんな問題が出るのかは分からないです。

でも、試験問題の出題分野は決まっています。

専門知識の問題「Ⅱ-1」に関しては、苦手という方と得意という方が割とハッキリ分かれています。

苦手という方は、途中から分野を変更した方が多いようです。

例えば、私も工業化学科出身ですが、働き出してから工業化学に関することは一切行っていません。

金属系の医療機器を作っていただけです。

なので、機械部門の専門知識は、体系的・計画的に学びました。

どうも「Ⅱ-1」が苦手という方は、この体系的・計画的という部分が弱いような気がします。

そこを考えましょう。

今やるべきことは、まさにその部分です。

学習の計画とは、いつ頃何を学ぶかを決めるだけではないのです。

試験対策を進めることによって広範囲の知識をインプットしても、それがテーマごとに整理されていなければ、「いざ」というときに、その知識を手際よく用いて解答を時間内に書き上げることはできません。

「確かこんな話を、どこかで読んだ気がする」というレベルのアウトプットでは、技術士二次試験を突破することは不可能です。

ここは瑣末な点に思われるかもしれませんが、非常に重要な点なので気をつけてください。

知的戦闘力を、しかるべき状況で(制限時間と緊張感の中)しっかりと発揮しようと思えば、自分が知っている「事実」関連の情報については、5WlHを踏まえてアウトプットする必要があります

数値データも必要でしょう。読み手の納得感が増すからです。

繰り返しますが、それをしっかり考えるのが今の時期です。もう令和6年の試験は始まっていると思って下さい

技術士Lock-On:令和時代の技術士になる! 第217号(10月01日)

難関資格を取得しようと考えるのはなぜですか?

技術士を目指す皆さんは、時間と費用を掛け、眠たい目をこすって、疲れた体で机に向かうのはなぜでしょうか?

まずは、よく挙げられる資格取得の主な理由と資格を取得することによって得られるメリットについて確認してみましょう。

  • 資格がないと働けない仕事がある
  • 就職先で求められている
  • キャリアアップにつながる
  • 努力をアピールできる

例えば、医者のようにその資格が無ければ、その業務(医療行為)が行えないのであれば、これは医師免許を取得する以外に、医療行為を行うことはできません。

弁護士や公認会計士もそれに近いと言えます。

しかし、エンジニアの最高資格と呼ばれる、「技術士」には、独占業務などありません。

資格の名称は独占できますが、技術士でなれば、できない業務などないのです。

では、技術士を目指すのは何のためでしょうか?

もちろん、人それぞれで、理由や目的は様々でしょう。

ここでは、私の経験と考えを主に書いて見ます。

現在、人の寿命は80歳を超え、「人生100年時代」などと言われています。

これはつまり、現役年齢の延長と言えます。

ロンドン大学のリンダ・グラットンは、その著書「LIFFE SHIFT」(東洋経済新報社)の中で、「人生三毛作」について説明しています。

寿命が100年になる時代には、現役年齢もそれに相応して長くなり、これまで60歳前後だった引退年齢が70~80歳になることで、私たちの現役期間が長期化することを指摘しています。

これは今、間近で起きている一つ目の変化です。

二つ目の変化が、企業や事業の「旬の寿命」が短くなっている、ということです。会社の寿命については算出方法がいろいろあり、計算方法によっては過去と比較して長くなったりもするので厄介なのですが、重要なのは純粋な意味での寿命です。

つまり単に「倒産していない」ということではなく、活力を維持して社会的な存在感を示している時間がどれくらい継続しているかという点、つまり「句の寿命」ということになります。

そして、さまざまな統計から示唆されているのは、この「句の寿命」が短くなってきているということです。

日経ビジネスが帝国データバンクと共同で行った調査結果によると、活力を維持して事業を運営している、つまり「句の企業」のうち、10年後にも句を維持できているのはそのうちの約半数であり、さらに20年後になると1割程度の企業しか残れないことが判明しています。

つまり、企業や事業の「旬の期間」というのは、ざっくり言って10年程度だということです。

一方、先述した通り、私たちの現役労働期間は長期化する傾向にあり、今後は多くの人が50~60年という長い時間を現役として働くようになることが予測されています。企業や事業の「句の期間」が短縮化する一方で、私たちの生涯における労働期間は長期化する傾向にあるのです

これら二つの事実を掛け合わせると、非常にシンプルな示唆が得られることになります。

つまり、今後のビジネスパーソンの多くは、仕事人生の中で大きなドメインの変更を体験することになる、ということです。

人生三毛作

つまり、

生まれてから学生時代を終えるまでが第一期

最初の就職から現在の定年退職(50歳~64歳くらい)までが第二期

その後80歳くらいまでが第三期

少し前、技術士会は「π型エンジニア」の重要性を説いていました。

今、すでに下火になっていますね?

でも、「π型エンジニア」が重要になるのはこれからです

π型人材とはつまり、「縦棒=スペシャリストとしての深い専門性」を二つの領域で持ちながら、一方では「横棒=ジェネラリストとしての幅広い知識」をも併せ持った人材のことです。今日のビジネスではさまざまな専門領域が密接に関わりあうようになっています。

私は技術士資格がそのための足がかりになっていると思います。

π型エンジニア横棒は総合技術監理部門です。

縦棒の一般部門と横棒の総合技術監理部門。

技術士という資格だけで、三毛作の人生に備えた能力を身につけることができるのです。

難しい試験ですが、自分の生き方を見直すためにも、ぜひ合格を目指して下さい。

技術士Lock-On:令和時代の技術士になる! 第218号(10月08日)

NEDO海外レポートNO.1131, 2021.9.3.ですが、最近「日経新聞」に載ったので、ご紹介します。

まずは日経新聞(2023年8月24日 5:00)の記事、全文は以下のURL

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC144HE0U3A810C2000000/

米マサチューセッツ工科大学(MIT)はセメント、炭素材料、水でできた電力貯蔵装置を開発した。セメントを使うコンクリート製の住宅や道路などの構造物を蓄電設備にできる可能性がある。

開発した素子は「スーパーキャパシター」の一種。スーパーキャパシターは2つの電極で電解液と絶縁膜を挟んだ構造を持ち、両極のイオンを着脱して充放電する。リチウムイオン電池に比べて容量は小さいが、充放電の速さと出力の大きさが特徴で、新たな電力貯蔵装置で注目を集める。

次は、2年前の記事ですが「NEDO海外レポートNO.1131, 2021.9.3.」

全文は以下のURL

https://www.nedo.go.jp/content/100936677.pdf

セメントベース蓄電池の世界初のコンセプト(スウェーデン)

巨大な蓄電池のようにエネルギーを貯蔵できる、20階建てのコンクリートの建物を想像してみてほしい。スウェーデンのチャルマース工科大学のユニークな研究が、そのようなビジョンをいつか実現させるかもしれない。この度、同校土木建築工学部の研究者たちが、セメントベース畜電池の新しいコンセプトの概要に関する論文を発表した。 

サステナブルな建築材料の必要性はますます増加しており、研究者には大きな課題が課されている。スウェーデンのチャルマース工科大学に以前在籍していた Emma Zhang氏は、未来の建築材料研究のため、数年前から Luping Tang教授の研究グループに加わっている。今回、セメントベース蓄電池の世界初となるコンセプトの開発に成功した。 

このコンセプトでは、まず、セメントをベースとした混合物に少量の短い炭素繊維を加えて導電性と曲げ強さを付与する。次に、アノードには鉄、カソードにはニッケルの金属コーティング処理を施した炭素繊維メッシュを、その混合物に埋め込む。これが、多くの実験を経て、今回研究者らが発表したプロトタイプである。

中略

最も重要な品質は、電池が充電可能であるということであり、そのコンセプトがさらに開発され商業化されるならば、利用の可能性は驚くべきものになるだろう。エネルギー貯蔵への活用は明白だが、さらにはモニタリングへの活用も考えられる。研究者たちは、LEDの電源、遠隔地域での4Gコネクションや、コンクリートインフラの腐食に対するカソード防食法など、さまざまなアプリケーションが想定されるとしている。 

「また、例えば太陽光パネルと組み合わせて、高速道路や橋梁のモニタリングシステムに電力を供給し、コンクリート畜電池作動のセンサーが、亀裂や腐食を検出するということもできます。」と、Emma Zhang氏は言う。

 構造物や建物をこのような形で利用するというコンセプトは、電力の大容量貯蔵により、エネルギー危機への代替的な解決策を提供できるので、革新をもたらす可能性がある。セメントと他の材料を混合して作製するコンクリートは、世界で最も一般的に使用されている建築材料である。コンクリートは、サステナビリティの観点からは、理想には程遠いが、新機能を付与できるという潜在性は、新しい側面を提供する。Emma Zhang氏は次のように言う。

***********引用はここまで***************

異なる研究グループが、同じような成果を出すことは良くあります。
ただ、いずれにしても、もう少し研究が進んで実用化されれば素晴らしい技術だと言えます。
例えば、太陽光発電パネルで発電した電力をビルや住宅の基礎コンクリートに充電することが可能になるかもしれません。
現状、風力や太陽光発電の最大のデメリットは、電気を使いたいときに使えるようになっていないということです。

太陽光発電が夜に発電できないのは当然です。
太陽光発電の発電量は、天候に大きく影響されてしまいます。
梅雨の時期や日照時間の少ない冬は、思うように発電できないこともあるでしょう。また、梅雨以外の時期でも雨、曇りといった日はあるので、想定通りに発電できない場合もあります。
他にも太陽光パネルは高温に弱い性質があります。そのため、夏場など気温の高い日は、晴れていてもパネルの表面温度上昇によって発電効率が低下していきます。
このように太陽光発電の発電量0もしくは少ない場合、発電した電気で自宅の消費電力をカバーしきれず電気料金負担を削減しにくい日も出てきます。

単純に1年は365日×24時間=8,760時間ですが、雨や曇りの日が多い日本では都道府県別の日照時間は以下の通りです。

01位    山梨県(甲府)    2391.3時間

02位    群馬県(前橋)    2381.3時間

03位    愛知県(名古屋) 2330.6時間

04位    三重県(津)       2325.9時間

05位    埼玉県(熊谷)    2308.3時間

06位    徳島県(徳島)    2289.9時間

07位    和歌山県(和歌山)          2288.8時間

08位    岐阜県(岐阜)    2277.8時間

09位    大阪府(大阪)    2265.6時間

10位    高知県(高知)    2265時間

最下位の秋田県では1,526時間しかありません。

一方、風力は風があれば、昼夜を問いませんが、逆に風が無ければ昼も夜も風力発電はプロペラが止まります。

現在、発電機の極数を増やしたり、風速に合わせて異なる発電機を切り替えたりして、低風速でも効率良く発電する工夫が行われています。しかし、安定供給の観点からすると十分ではありません。
機種にもよりますが、風力発電は約2m/sで回転し始め、3~25m/sの間で発電します。風力エネルギーは風速の3乗に比例するため、安定した電力を得るには30~40mの設置高さで、年平均風速が6~7m/s以上あるのが理想です。
また、風をエネルギーに変換する風力発電なのに、強風で風車が基礎ごと倒れるリスクがあるのです。ですから、台風の時には使えません。
上記のようなデメリットを克服するために、安く大量の電気を蓄電できる「電池」が欲しい訳です。
今回の、コンクリートに蓄電できる技術は、まだ詳細も可能性も不明ですが、何とか上手く行って欲しいと思うのは私だけではないでしょう。

ブログでも、試験に役立つ情報を発信中です。
ぜひ、読んでください。
https://gijutsushi-goukaku.jp/

ユーチューブでも解説してます。
興味のある方はどうぞ。
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