YouTubeの受験申込書の書き方 動画を1ヵ所にまとめました
こちらのページから今年11月に公開した
YouTube「匠習作・ロックオン技術士試験対策講座」チャンネルで公開した動画5本を観ることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
第1回:受験申込書の書き方-1
今回から、5回に分けて受験申込書の書き方をご説明します。
基本的に技術士会の推奨する書き方で説明します。私のオリジナルではありません。
逆に、令和6年の受験申込み案内が出るまでは、完成することが出来ません。
令和4年と5年では変更がありませんでしたが、令和6年もそうなるとは限らないです。
令和5年度技術士受験申込み案内からの抜粋
まず、「専門とする事項」です。
これは、正直、御自身の専門は何か? ということです。
「令和5年の受験申込み案内」では以下のように説明されています。
40~44頁の「技術士第二次試験の技術部門・選択科目表」を参照し、技術部門・選択科目を選び記入する。
専門とする事項は、専門として行っている業務の内容を選択科目表の中の“選択科目の内容”の事項又は 同程度の事項を30字以内で簡潔に記入する。
実際に30文字では長過ぎです。10~15文字程度で簡潔に考えて記入しましょう。
また、専門とする事項は、業務の詳細に書いた業務と関連するものでなければなりません。
「令和5年の受験申込み案内」の説明では以下のようになっています。
業務経歴の中から、受験申込書に記入した「専門とする事項」に関連するもので、「業務内容の詳細」に記入するものを1つ選び、「詳細」欄に○を付ける。
加えて、とても重要ですが以下の説明も理解して下さい。
従事期間は、受験申込書の提出日現在で計算しますので、最終行の年月を「~2023年4月」とした場合、 当該月を1ヶ月分として計算できませんので、「~2023年3月」と記入する。
期間が重複しないよう業務経歴を年代順、在職期間は西暦で記入する。
業務内容の詳細に関する説明は、上記ですが、以下のように理解して下さい。
【目的】
【立場と役割】
【技術的内容と課題】
【解決策】
【成果】
上記の関係を良く考えて下さい。
私は全体の流れを以下のように記入することをお薦めします。
【業務の目的】これがゴールつまり成果になります。
【立場と役割】これはそのままどんな立場でどんな役割なのか?
【技術的内容と課題】障害物、解決すべき事項です、これを明確にしないと解決策が伝わりません。
【解決策】課題をどんな考えで解決したのかを書いて下さい。文章量はここが一番長くなります。
【成果】業務の目的が達成されたことを書いて下さい。
まず、業務の目的を明示しましょう。
成果と合わせて考えてください。
目的達成が成果です。
それと、目的達成を阻む障害物を課題にしてください。
目的⇒その障害物(課題)⇒解決策⇒目的達成(成果)です。
また、現在の技術士試験では「問題点」という言葉を使いません。
分かり難くなるので、問題点は書かないことをお勧めします。
第2回:受験申込書の書き方-2
「受験申込み案内」を読まずに、申込み書を書くのは馬鹿げています。
とても重要な資料なのになぜ読まないのでしょうか?
第3回:受験申込書の書き方-3
業務の詳細でよくある勘違い。
成果は課題を解決したことではなく、目的が達成されたこと。
第4回:受験申込書の書き方-4
受験申込書に書き方に関してご説明します。
最終的には、令和6年の受験申込み案内が出るまでは完成させることができないです。
そのつもりで、仕上げてください。
第5回:受験申込書の書き方-5
申込み書の書き方・業務の詳細は技術士会が勧める書き方に従った方が良い。
それがなぜか? 解説します。