申込書の書き方を動画で解説

申込書の書き方を
動画で解説

第1回
「専門とする事項とは何か」

令和3年の試験申込み案内には、業務の詳細に関する書き方の説明がありました。
今までには、無かった説明です。
ここでは、全部で7回に分けて、短い動画で業務経歴から業務の詳細の書き方、注意点をご説明します。

第2回
「技術士の業務」

技術士法をご存じですか?

第一条 この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。

技術士試験を受けるときは、必ず読んで理解してください。
技術士とは何か? その定義は法律で決まっています。
また、技術士の業務は、上にある通り、「画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導」です。

第3回
「経歴の中であなたの成長を見せよう」

経験の長さに関係なく、どんな経験を積んで成長してきたのかを表現してください。
試験委員は、技術士にふさわしい業務を経験してきたのか?
それを確認しているのです。

第4回
「技術士試験には科目合格がない」

難関の筆記試験に受かっても、口頭試験で不合格なら、スタートラインに戻ることになります。
技術士試験には、科目合格がありません。
口頭試験で後悔しないように、業務の詳細はしっかり書いてください。

第5回
「業務の詳細は技術士会の定めたルールを守って書くこと」

前述しましたが、令和3年の申込み案内に「業務の詳細」の書き方が詳しく載りました。

令和3年の申込書案内には、31ページに

業務経歴の「詳細」欄に○を付したものについて、業務内容の詳細(「目的」、「立場と役割」、「技術的内容及び課題」、「技術的成果」など)を、720字以内(図表は不可。半角文字も1字とする。)で、簡潔にわかりやすく整理して枠内に記入する。

上記の通り書いてあります。
ですから、項目は

【目的】
【立場と役割】
【技術的内容と課題】
【解決策】
【成果】

上記のようになるはずです。

第6回
「再び、技術士の業務とは何か?」

技術士は、社会の中の技術的課題を見つけ、それを解決することが業務です。
これは、絶対に忘れないでください。
筆記試験の解答を書くときも、技術士の業務を意識して解答するのです。

第7回「総まとめ」

令和4年申込書案内を確認してください

やっと発表になったら、業務の詳細の書き方が少し変化しました。
確認してください。

⑤ 業務内容の詳細 (必ず記入すること。)

  • 業務経歴の「詳細」欄に○を付したものについて、業務内容の詳細(「目的」、「立場と役割」、「技術的内容及び課題」、「技術的成果」など)を、受験申込書に記入した「専門とする事項」を踏まえ、720字以内(図表は不可。半角文字も1字とする。)で、簡潔にわかりやすく整理して枠内に記入する。
  • 業務経歴の「詳細」欄に○を付した業務経歴の期間中に業務内容が複数にわたる場合は、その中から1つの業務を選んで記入する。
  • 総合技術監理部門を申し込む場合は、総合技術監理の視点(経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理)から記入する。

専門とする事項と業務の詳細に関連付けが必要です。

しつこいけど、令和4年申込書案内を確認してください

業務の詳細に関する書き方の説明はこの「令和4年申込書案内」しかありません。
これが唯一です。
自分で勝手に書いて提出しても、それは受験者さんの自由です。
でも、そんなリスクを取る必要はありません。
黙って、従いましょう。

エクセルで入力する場合、以下の変更もありました。

④ 大学院における研究経歴

* 業務経歴に大学院の研究経歴(上限2年)は、学校教育法による大学院の修了者、在学者又は在学していた者(いずれも理科系等に限る。)で、
大学院における研究経歴の期間を含めないと受験資格に必要な実務経験年数を満たさない場合は「はい」を、それ以外の者は「いいえ」を選択してください。

受験資格の「業務経歴に大学院の研究経歴(上限2年)」において、「はい」を選択された場合(研究経歴を含めないと受験資格を満たさない場合)は、
必ず入力が必要です。「いいえ」を選択されている場合、入力は不要です。
当該欄は、学校教育法による大学院(理科系等)を修了した者は、
2年を限度として受験資格として必要な期間からその在学した期間を減じることができることから、受験資格要件の確認のために入力するものです。

ここまで、動画を視聴してくださった方は、申込書が書けるはずです。
最後は、誤字脱字にも注意して完成させましょう。

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